楽器木材の音響特性 Wood for Music Instrument

木材の加工と性質変化の分析 Change by Heat and Medicine Treatment

Change in the acoustic or mechanical specific of wood by the heat-treatment and the medicine application

楽器用木材の熱や薬品による加工処理による音響的・機械的性質の変化を分析しています。バイオリンの表板(スプルース)と裏板(カエデ)の板を作りそれに対して、かつて行われた楽器製法における試行が木材にどのようなダメージを与えるのかを調べています。蒸気をあてたりオーブンで加熱したり、ミネラル分の塗布、紫外線照射などによる質量や含水率の変化のほか、木材の内部音速をLucchi Meterで計測したりFFT analyzerによる応答特性や残響、電子顕微鏡(SEM)で調べています。

Spruce before treatment (SEM, ×250)

 

バイオリン用松脂の分析 Rosin for Violin

Measuring the load on a violin and friction by rosin with developping original analyzer and taking Electron Microscope.

バイオリンなど弓毛を弦にこすりつけて演奏する楽器を擦弦楽器といいますが、弾くには毛に松脂を塗る必要があります。というのも、毛はそもそもキューティクルが綺麗にならんでいてすべすべしています。

そこで松脂を塗って摩擦をつくるわけですが、松脂のメーカーやラインナップごとにその性質は変わり、引っ掛かりや音色に影響します。

楽器に掛かる抵抗測定装置とボーイング装置を開発して、松脂の粒子の状態と抵抗の関係や、バイオリンニストの演奏への影響などを調べています。


Rosin on bow hair by SEM, for Violin(left) and for Contrabass(right), (Rosin: Archet Bunkyo Co.)